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岡崎明治酒場 〜王朝の夕べ〜

岡崎明治酒場とは

オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査 文化を通じた機運醸成試行プロジェクト。2018年10月26日に開催された。明治150年を祝い、文化施設の集積する京都・岡崎エリアを一夜限定で明治に時代変身させ、伝統・アートを遊ぶお祭り。ゲストはお酒を片手に各所をめぐり、主客の交流から未来の伝統・アートを生み出していく。未生流笹岡は、創流100周年記念事業の一環として、岡崎明治酒場に全面協力した。

王朝の夕べ

午後6時半、平安神宮の応天門で、家元が高さ3mの迎え花をいけあげる。続いて、応天門から本殿に向かう白砂の空間では、宮廷文化「蹴鞠」をテーマとした花と能のインスタレーション。本殿を背景にして、小川裕嗣氏による樂焼の大作花器4点が浮かび上がり、8名の華道家が桜・松・楓・柳をいけあげる。その美しい空間で、宇高竜成氏による能が披露される。また、岡崎公園「花酒場」では、未生流笹岡の師範代がゲストを迎えて日本酒を酌み交わし、京都モダンテラスを明治の社交場「鹿鳴館」をテーマにしたいけばな作品で彩った。